節分のお買いもの

今年はオニの役です

久しぶりに岡山市内へ行った。四国銀行高知銀行の口座を解約するためである。両銀行の支店は倉敷にはないのだ。
どちらも高知を本拠地に持つ銀行であり、店内はプチ土佐といった香りがする。行員の言葉のアクセントが土佐弁なのだ。ところが、バンクカードやカードローンなどは口座を開設した支店でないと解約できないとのことで、一度書類を高知に送り、返送されて来てから再度解約の手続きを取る形になり、もう一度岡山支店に出向かねばならない。倉敷岡山間はそう遠くはないのだけれど、なんとなく面倒くさい。でも倉敷よりは都会の岡山はショッピングなどやはり楽しいことは多い。
今回はレコ屋巡りはパス。岡山には「キングビスケットレコード」という名店があるのだが、最近は何となく本が読みたいモードなので紀伊国屋へ行った。とはいっても、倉敷にもそれなりに大型書店はあり、わざわざ岡山まで来て、というほどでもないのだが、昔岡山市内に住んでいたころ度々紀伊国屋に足を運んだこともあり、その雰囲気は好きであるから。
「戦雲の夢」
国盗り物語(一)」
「人斬り以蔵(短編集)」いずれも司馬遼太郎
を購入。
どれも近くの古本屋を探したのだが見つけられず、諦めて新本で買うことにした。ほんと最近、私の中では司馬遼大ブームなのである。歴史関係の本はよく読むが、「歴史小説」というジャンルは意外と読んだことがなくて、司馬遼以外の作家も読んでみたいのだが、司馬遼作品の中でも読みたいものがまだまだ多く、他にまで手が回らない。
司馬遼はいうまでもなく、巨人である。「自由主義史観」を自称するグループが彼らの主張を「司馬史観」と重ね合わせていたが、特に第二次大戦における歴史認識は、まったく異なるものである。まあ、これについては機会があれば、書いてみたいけど。