吹雪、吹雪、氷の世界

昨年秋の高知城

今日はとても寒くて、耳たぶが落ちるかと思った。
ここ倉敷では未明に少し降った程度で、積雪はほとんどなかったのだが、高知市でも6cm積もったそうだ。5cm以上の積雪は昭和62年1月13日の10cm以来18年ぶりらしい。気象庁の観測史上5番目とのこと。
この昭和62年の雪は、当時中学生で、よく覚えている。生まれて初めて雪合戦というものをした。
webで高知新聞の記事の写真を見ると、まるで高知市ではないみたい。今日この日に高知にいなかったことが悔やまれる。雪の高知城、雪の桂浜、雪の竹林寺、雪の土佐電鉄をこの手でカメラに収めたかった。

http://www.kochinews.co.jp/0502/050201evening02.htm#shimen2
http://www.kochinews.co.jp/0502/050201evening03.htm#shimen3

土佐は確かに南国なので、やはり岡山などと比較しても、あったかいし寒くない。それも比較的、というだけで、寒いことには違いないが。むしろ日中の気温は上がりやすく、夜間との寒暖差が大きくなり、そのために皮膚感覚としてはもっと辛いものがある。
とはいっても、「南国」であるのは平野部だけで、特に県境の山間部は豪雪地帯である。四国山地には1700m超の山々がゴロゴロとあるからだ。県外から来た人など、高知を「寒冷地仕様車」が走っているのを見て驚くが、それは多分大豊町の奥地や旧本川村から市内に買出しなどに来た車だろう。でも、不思議とスキー場はあまりない。スキー場に適した斜面がないのか資本がないのか分からないが、なくて結構である。