MSZ-006、ロールアウト 

 で、「1/100 MG Ζガンダム ver.2.0」は、一応、完成。とは言っても、ハイパーメガランチャーや整備クルーのフィギュアの彩色はまだで、デカールもまだ張ってなくて、その後にトップコートも吹かなければならない。トップコートは今回初めてだけど、かなり見栄えが違うようだ。
 だけど、ゲート処理(パーツを切り取った後の傷)や、合わせ目処理もいい加減だし、塗装もほんの一部だけで、全然大したことない。何にしても、まったくテクがなくてもそれなりに良く見えるのは、今のキットの製造技術の賜物で、いい時代になったものだ。
 もちろんΖガンダムなのでウェイヴライダーに変形もし、ver.2.0はMS、WR形態ともにプロポーションも申し分なく、パーツもしっかりと保持される工夫も見事。
 しかし、Ζの変形システムたるや、トランスフォーマーもビックリで、ウィングの機構なんて、実在性にはかなり無理があるように思う。いくらガンダリウムγやムーバブルフレームの剛性があるとは言われても、大気圏突入の衝撃に耐えられるものとは思えない。
 キットの方でも、とりあえず組立てが完成した段階で変形にチャレンジはしたが、変形の方が組立よりも難しかった…。下手に触るとジョイントがポッキリ行きそうなので、おそらくもう二度とこの手で変形させることもないだろう。だから、写真は撮りだめしておいた。
 MS形態も背中のウィングやテールバインダーが重く、足は細く不安定なので、自立はかなり難しい。
 などと、不平ばかりをいっているようだが、差し替えなしでこの変形を再現したバンダイの技術力は本当に凄い。それに、こんなに華奢なくせにハイパワーで華のあるΖが本当は好き。変形させたかったから、ガンプラ再開の一発目にΖを選んだのだし。
 さて、次は何を作ろうか。