着て行ったのはさらば青春の光コート

これがツアーパンフ 二千五百円也

 大阪からさっき帰って来た。フーのライヴは素晴らしかった。もう死んでもいいと思った。詳細は後日アップするが、もう喉はガラガラだ。今までのライヴ経験の中でも一番叫んだと思う。
 「I Can't Explain」のイントロが聞こえた瞬間に、初めてフーを知った時から今日までのことがフラッシュバックした。私の15年間はフーの40年に比べれば遥かに短いのだが、ロックンロールの何たるかを教えてくれた貴重な1ピースであることには間違いない。ステージに立っているジジイのアクションにかつてのキレはないが、まぎれもなくフーのピートとロジャーであった。
 帰りのJR大阪駅でコレクターズの加藤ひさしさんを見た。言うまでもなくフーを観に来ていたのだろう。握手してもらって「この前の神戸ヴァリットよかったです。俺、グルーヴァーズのファンなんですけど、シビれました」と言った。先々月、神戸でグルーヴァーズと対バンの時に初めて観て、一発でファンになった。「so sad about us」のカヴァーが大きかった。来日が近い時期だし、コレクターズならフーはやるかなと思ったが、その通りだった。 今日は、もひとつ追加でちょっとうれしかった。