ワンマン・クラッシュ!

ひさしぶりに書きますが

 ビリー・ブラッグの新譜が出ていたのを知らなかった。
 初回盤は2枚組で、すべての曲の弾き語りヴァージョンがボーナスとしてつく。国内盤も出るのだが、1枚仕様のみ。しかし対訳は欲しいというより必要だ。そんな訳で困った。普通なら初回の2枚組の輸入盤と国内盤両方を買うのだろうが、そうはいかない。悩んだ末に輸入盤の初回にした。
 「To Have and to Have Not」や「There Is Power in a Union」が身につまされる今日やなあとiTuneで聴きつつmixiのビリーのコミュニティを久しぶりに開いてみたら、わずかに盛り上がっておりました。
 しかし今回の国内盤のリリースはソニー・ミュージックジャパンインターナショナルということで滅茶苦茶メジャーなのはどうしてなのだろう。今まではインディだったのに。誰かの首が飛ぶのではないかと心配です。
 ワンマン・クラッシュと呼ばれた初期弾き語りの時期もいいけれど、近年のルーツの奥深いところを見せつつの落ち着いた感じもいい。だけれどやはり裡では燃えている。一昨年くらいに初期作が紙ジャケで再発された時のミュージック・マガジンのインタヴューで、イラク戦争支持は大間違いだったが他は良かったと、ブレアを庇っていたのが印象的だった。ところで今はイギリスの首相は誰だったか?と思って調べた。知らない人だった。
 最近のへヴィー・ローテーションはTokyo No.1 Soul Setだ。ヒップホップは好きなスタイルではないけれど、ソウルセットの「トリプル・バレル」は長らく愛聴盤であった。先日、他のアルバムも聴く機会があった。mixiミュージックのチャート上昇中だ。近頃オザケンもよく聴きたくなるのだが、私の中でシンクロしているのか。