アコースティック・バッサリイタ(by土佐弁)

 久しぶりに生ギターも弾いてみようと、エレアコもケースから出してみた。なぜバンドもしないのにエレアコかといえば、本物のアコギだと、家で弾くには音が大きするからだ。大きい音が出したければパンドラにつなげばよかったし。エレアコのボディが細身で樹脂製のだと音量的には丁度良いのだ。
 で、チューニングをして弾いてみたら、狂っていた。ヘタっぴでもチューニングくらいはできるはずだと思いながら、チューナーを使ってみると、やっぱり全然違う。不器用さとリズム感以外に音感にも問題あったかとあせったが、ギターそのものが狂っていると判った。各弦の5フレットで1/4音くらいずれている。
 このエレアコは7年位前に買ったものだが、かなり安物だった。多分2万円くらい。人前で弾くことはないからあまり考えずに買った。だから音質もブランドもこだわらなかったし、試奏もまともにしなかった。
 クロサワ楽器製でヘッドには「STAFFORD」というロゴが入っているが、ほんもののの「STAFFORD」であるはずはない。
 見たところではネックに大きな反りはないようにも思える。エレクトリックと違ってアコギはピッチ調整とか面倒そう。リペアに出せばどれくらいかかるのだろう。買うより高くつくか?第一、直るのか。
 ちなみに当時6万弱くらいの17年前のヤマハのエレクトリックは電気系統問題ありだったが、自力で直せたし、ピッチの狂いもあまりない。さすが、Made in Japan。
 エレアコに関しては、安物を買って損をした。失敗して後悔している。しまった。こういうのを土佐弁で「ばっさりいた(いった)」という。「ばっさり」で「残念!」くらいの意味だろうか。そういえば、ギター侍はモーリスだったが、高校の時音楽室から借りパチしたギターもモーリスだった。まだ実家にあるはず。音楽の先生、卒業しても返しに行かなくてごめんなさい。
 そういうことで、アンプは買ったけど、結局エレクトリック・ギターはまだ買っていない。決心がつかない。それに加えてアコギも必要になった。やっぱ、弾き語りしたい時にはアコギ、いるよな。