長浜へ行ってきた

黒壁スクウェア

 長浜といっても、長宗我部元親公初陣の地、高知市長浜ではない。(ベタだなあ…)滋賀の長浜である。倉敷市の業界団体主催の研修日帰りバス旅行。秀吉と一豊ゆかりの長浜は、以前にも書いた通り、行ってみたい地ベスト5に入る場所だった。会社の上層部から参加の打診をもらった時には二つ返事で受けた。
 倉敷からバスで片道4時間で、現地滞在時間は3時間弱という強行軍。じっくり見るヒマなどない。取り合えず、ランチが終わって自由時間となれば、一目散で長浜城博物館へ。今年は大河ドラマタイアップで力が入っている。今の時期は一豊関連にあわせて、石田三成大谷吉継のゆかりの品も展示中であった。模擬天守最上階から琵琶湖を見た。これが、初めて見る琵琶湖。その後、黒壁スクエアへ。実はこの研修の最重要課題は、倉敷美観地区と黒壁スクウェアの比較にあったのだろうが、多分そこんとこをじっくり検証している人はほとんどいないみたい。そもそも、3時間では無理だ。まあ、この地区というのは、寂れた商店街を見事に復活させた「町おこし」の好例である。倉敷の美観地区を参考にしたことは明白であるが、大河以前から集客数はこちらがずっと上である。立地条件や滞在スタイルの違いなどはあるが、そのあたりの検証は判る範囲でしたかった。でも、時間がなかった。まあ、黒壁スクウェアを見ずに長浜城博物館行くからいかんのだが。帰りはまたバスの中。車窓から一瞬、彦根城が見られたことがうれしい。