なんちゃってビートル、潜入!

在りし日の三嶺の渓流

面白い夢を見た。
ビートルズの4人にまぎれて、ハモったのだ。
レコーディングやリハーサルではなく、屋外でリラックスした雰囲気で、散歩の途中芝生の上で輪になって声を出してみたという感じだった。。
ルックス的には「ホワイトアルバム」期だったようだ。
アカペラで、リンゴは膝を叩き、気持ちよくハモっていたので、私も参加した。自分としてはとてもいい感じでハモっているつもりであった。ビートルズといっしょに唄うなど、想像すらしたことがなかった。これ以上光栄なことがあるのだろうか。
しかし唄い終えてから、ジョンに「この中にニセ者がおる!」と指差されてしまった。
私は実はキレイにハモれてなかったから、見破られてしまったのだ。
「一人多かったから」ではなく「ハモれなかった」という点で見抜いたジョンは、実にすばらしい。
そこで目覚めて、こんな愉快な夢を絶対に忘れてなるものかと、必死で記憶に焼き付けようとし、また早く誰かに伝えようと、慌てて妻に話して聞かせたのだが、リアクションは実に酷いものだった。今、ここまで書いてみて、やっぱり他人に伝えたところで、面白くも何ともない話かな、って思い到った。まあ、自分の中ではいまだ輝きは失われていないが。
ところで、いっしょに唄った曲というのは、「マザー・ネイチャーズ・サン」なのである…。この曲は「ホワイト」所収の、基本的にポール1人による録音なので、みんなでハモるという場面はなかった筈だ。ただ、一番関係が険悪だったホワイト期でも、皆で散歩に出かけ、「ちょっとええ曲できたんや〜」ってポールが聴かせて、ジョンとジョージがアドリブでハモるっていうシチュエーションがあったとして、それを垣間見れたのだとしたら、やっぱり幸福な夢だったと思う。
念のため、付け加えれば、その場にはヨーコさんはいなかった(笑)
(ヨーコさんを否定する訳ではないけれど)
この類の夢は、是非ともシリーズ化したい。フーのロジャーとデュエットでマイクぶん回し対決とか。