やっぱりタラフ

 9/23には京都の梅小路公園でフェスがあって、これにはくるりの他に「タラフ・ドゥ・ハイドゥークス」や大工哲弘さんや「リアダン」など出演予定で、ものすごく惹かれるのだが、連休だから行けないだろう。この面子にくるりは意外な取り合わせに思われそうだが、新譜を踏まえると、タラフあたりと繋がるのは自然であるかもしれない。西洋クラシックのルーツのひとつという意味で。
 タラフは6年ほど前に観たが、凄かった。野生人だった。終演後も演り足りないのかホールのロビーで弾き倒していた。演奏していないと多分あの人たちは死んでしまうのだろう。
 タラフの新譜はジプシー音楽をルーツに持つクラシックの楽曲に取り組んだものらしい。これは聴かねば。クラシックといえども、ルーツを辿ればやはり土着の音楽であるはずだから。
 困ったことに9/23はユニオンの大阪のライヴの日でもある。私はどうせどっちも行けないのだが、ユニオンのファンとタラフや大工さんのファンはかぶりそうだから、折角の日曜なのにユニオンにとっては少なくない痛手だろう。私もどちらかといえば、年3度観られるユニオンよりは数年に一度のタラフを選ぶ。あ、でもフェスは昼間からだから、多分ヘッドラーナーであるくるりを観ずに新快速に乗れば、心斎橋でユニオンは観られるだろう。