hell cat on my trail〜地獄の猟猫が追いかけて来るよ

岡山城

 で、先日岡山へ山口洋のライヴを観に行った。この前の日記に「料金が高い」と書いてしまったが、わたくしが料金を間違っておりましたです。山口さんと関係者のみなさん、すいませんでした。
 はりきって早起きして2月末日のこの日記を書いて、昼過ぎには岡山に到着。はりきり過ぎて早過ぎた。大いに時間を持て余す。歩き疲れた。後楽園近くの博物館で「吉備の渡来文化展」を見学。軽く仕事上の挨拶などする。
 博物館近くの日本三大庭園のひとつ後楽園や岡山城の外周を散策。何度も行っているし入場料の余裕もない。
 岡山城の石垣の周りを回っていると、道の真ん中に猫がいた。近寄っても逃げない。道を譲らない。ただ、私を睨む。仕方がないので引き返そうとすると背後にも猫がいた。さらにもう一匹。丁字の路の三方向から猫で、私は袋の鼠の心境。子年生まれだからか。できるだけ目を合わせないようにして道の隅を抜けた。猫はこわい。何を考えているのか判らないからこわい。
 このあたりは野良猫が多い。猫や犬を捨てるような奴は厳罰でいい。終身刑とか。想像力のかけらもないような連中だ。
 その後もあちこち歩き回って岡山中心街を満喫し、時間をつぶし、表町デスペラードへ。今回は各地で細かく開催のため分散したのか、関西勢の知人には会わず。
 岡山の客はシャイみたい。割と静かなライヴだった。私も歩き疲れて静かな客だった。山口のギャグが滑りまくったというのもある。「ひろし」だから「ニャ〜」はないでしょ。でも、おとなしい客でも心の中は燃えるものが宿っていたと思う。「クールとフール」は特に名曲。
 
今日の音楽 ロバート・ジョンソン「Hellhound On My Trail」