出会いの予言

矢野絢子について、9/16にもここで触れたが、思い出したことをもうひとつ。
彼女の2ndシングル「夕闇」のジャケは高知の「メフィストフェレス」という喫茶店で撮られたものであるが、「歌小屋の2階」を立ち上げる前、彼女は同店でよく唄っていたそうだ。
そして同店は山口洋の「唄の宅配便」の第8回が93年4月に開催された場所でもある。(その当時は私は県外にいたし、まだヒートウェイヴを知らずにいたのであるが)
そういう繋がりで、ヒートウェイヴファンには是非とも矢野絢子1stシングル「てろてろ」を聴いてもらいたい。さすれば必然的に、10/13発売の1stアルバム「ナイルの一滴」も聴くことになるであろう。その「ナイルの一滴」のジャケは、やはり仁淀川で撮影されたようだ。
彼女がヒートウェイヴを知っているか、それは分からないが、いつの日か、山口洋矢野絢子という二人のシンガーは交わりそうな気がする。音楽性は違うし、何の根拠もないのだけど、そんな予感だけはする。
ちなみに彼女はソウル・フラワー・ユニオンとも繋がりがある。「てろてろ」では「ワタツミ・ヤマツミ」にも参加した金子飛鳥フィドルを弾いている。