その名は「ソングダー」

去年10月10日の石鎚山 最高

今回の台風18号も、各地で多大な被害を出したようだ。しかし、進路が16号よりも若干北寄りだったせいか、高知ではこの前ほど強い風は吹かなかったように思う。
台風は予測できるからまだ身構えることができるが、一昨日の地震は本当にビックリした。そう遠くない将来に、次の南海地震が来るだろうと言われている。南海地震震源が海底だから、揺れプラス津波の被害が予想される。発生は避けられないけれど、なんとか生き延びたいものだ。
深刻な被害にあった人もいるのにこんなことをいうのは不謹慎だが、今年の連チャン台風やゲリラ豪雨による登山への影響が心配だ。元々四国山地は地質的に崩れやすいらしく、あちこちで登山道が崩壊しているのではないだろうか。
それに今年の紅葉は期待できそうにない。雨が適度に降りつつ、台風が来なかった去年はおそらく数年に一度といえるほどの見事な紅葉にあちこちで出会えた。今年は葉っぱがみな飛ばされているだろう。写真は去年の10月10日の石鎚山である。最高の紅葉に最高のタイミングで出会えた。その話を、山で人に会う度についつい自慢してしまう。
思えば、この夏は全然山に登っていない。6月に筒上山(1859m・高知県本川村愛媛県面河村)に登って以来だ。(そしてそのこともこの日記に書いていなかったな。)やはり、長らく登っていないと(頻繁に登っていても、だが)山が呼ぶ声が聞こえる。「ドギー・スタイル」という日本のレゲエバンドの曲に「レゲミドリ」というのがあり、山の四季や生命について唄っている。「山は呼ぶ/山は呼ぶ/心の中に木霊のする」そのバンドにはあまり深入りはしてないけれど、「レゲミドリ」だけは大好きで、登山口まであと7分という距離になれば、必ずカーステでかけていっしょに唄う。
やはり、山は呼んでいる。とりあえず、明日からジョギングを再開して、体力を取り戻そう。
ちなみに、さっき台風情報を見ていて思い出したが、台風にもハリケーンのように〇〇号という呼び名以外に固有名詞が付いている。18号は「ソングダー」というらしい。アジア系の名前なのだろうが、どこの国の名前だろう。