ささいな悩み その3

今年の年末から新年ごろは、今以上に鳥インフルエンザが猛威を振るっているだろう。ヒトへの感染も懸念される。それに較べて、これは取るに足らない問題ではあるのだが、頭を悩ましている人々もいるだろう。私も早くからそれに気付き、今年末は例年と違うやり方をしなければ、と考えている。
そう、来年は酉年なのだ。
年賀状には干支を入れるものだが、上記のような状況が予想される中、鳥の図柄とは如何なものか。干支は本来縁起ものであるはずなのだが、鳥はアンラッキーな印象を受け取った者に与えてしまうのではないか?今年末は干支を入れない意匠で年賀状を作成しなければ…。骨が折れそうだ。
年賀状に限らず、その他色々な「新年シンボル」についてもそうだ。「干支グッズ」を製作している業者の方は頭を抱えている事だろう。
しかし、「鳥外し」で本当にいいのだろうか。元凶はインフルエンザウィルスであって、鳥は被害者である。それなのに新年行事から排除するは酉にとっては踏んだり蹴ったりではなかろうか。そういう疑問も頭をよぎる。