官能野生スタートレック

前置きが長くなったが、人類が遠い宇宙まで進出する日は来るのだろうか。
ブッシュの火星の有人探査計画はまだまだ時機尚早であろうしハッブル望遠鏡を破棄してまで進める程急ぐ必要のある事とは思えない。福祉政策を蔑ろにしてまで。まあ、アメリカの内政の事は私には関係がないのだけれど。
だけれど、いつか火星も越えて、人類が他の恒星系まで到達する日が来て欲しい。人類には本能的に未知の領域への憧れがあるのだろう。だから小舟しか作れない時代でも「タンザニアからパタゴニアまで」その生存圏を広げたのだ。きっと、そんな日も来るだろう。
実際には、地上で開拓をするのと宇宙に出て行くのはまったく次元の異なる話で、海を渡って新しい土地を見つけるのと、他天体に行くのでは、遥かにリスクが大きくメリットは小さいので比べられる事ではないが。それに火星程度ならまだしも、他恒星系となると光でも何年何十年もかかる訳で、さらに現実味はないのだけれど。「ワープ」というものが本当にあり得るのなら別だが。
書いてるそばから否定的な考えばかりが浮かぶのだけれど、いつかそんな遠い世界に人類が到達し、別の人類に出会う未来を空想したい。スタートレックが大好きなのだ。アメリカの映画やテレビにありがちな「アメリ自画自賛」な部分はあるけれど。でもスタートレックにはアメリカの価値観のいい部分も出ていて、好きだ。神戸サンテレビで火曜の10時から放送している。でも、こんな事を言うと阪神ファンの人は怒るかもしれないが、野球が始まると放送時間がずれるので悲しい。