今日もお買いもの

ビートルズアンソロジー（音盤)の1〜3まで買い揃えた。全国チェーンを展開している古書店では破格に安かった。今まではこの手の店で買うのは控えていたのだけれど。本やレコード（CD)への愛情が感じられないからだ。文学全集の内の1冊が、一瞬だけベストセラーになった内容のない使い捨てのような本と同じく100円で売られていたりするのを見ると、虚しさを覚える。CDについても、中古であればこそ敬意と愛情を持って取引されるのが望ましい。本は紙とインクだけで形作られているのではなく、CDはプラスティックと反射材だけで作られているのではない。
だがしかし安いのだった。安さには勝てない。やはりいくら精神論を掲げようと、資本主義型弱肉強食社会の中では消費者はそういう行動を取ってしまうのだ。
もし宝くじで1億円以上当たれば、お気に入りの中古レコード屋が一生遊んで暮らせるぐらいの買い物をするのだが。
ごめん、こんな話ばかりで。