妻の怒り

妻は香港の俳優、トニーレオンの大ファンである。「英雄(ヒーロー)」は劇場で2回観て、DVDは初回限定のフィギュア付を買った。「インファナルアフェア」は高知での上映はなかったので、松山まで観に行って、DVDが出たら、やっぱり買った。趣味の方向性は違う部分が多いが、似たもの夫婦かもしれない…。ムダ使い王&后。
カンヌ映画祭に彼の主演の新作「2046」が出展されるらしい。彼女は明日のワイドショーでその詳細が伝えられるのを楽しみにしている。しかし、彼女は不安も感じている。
以前の記者会見の模様も日本に伝えられた。まるで「キムタク主演」作品のように。トニーの名前すら出なかった局もあったようだ。明日もその時と同じ扱いがされるのではないだろうかと、心配なのだ。それに彼女曰く、キムタクの尊大にも見える態度は「大物国際俳優」に対して大変失礼なものらしい。キムタクはそういう芸風なのだし、持ち味なのだし、無茶は自覚しつつ私もたまにはキムタクの如き立ち居振る舞いをしてみたく思うことも(実行はしないが)あり、何とも言えないけれど。
しかし、例えば何かの記者会見でも直接は関係のないゴシップネタなどの質問ばかりをし、本題はそっちのけのワイドショーなのだから、さもありなん、だけど。まあ、だからこそのワイドショーなのであって、そのくだらなさが存在意義とも言える。ちなみに私の中のスマップ好感度ランキングは、草磲くん、稲垣メンバー、キムタク、慎吾ちゃん、中居である。